日本の廃線マップ
日本で廃止された鉄道路線をスライダーで年ごとにたどれるインタラクティブマップ。 国鉄の特定地方交通線大量廃止(1980年代)から近年のJR北海道廃線まで、旅客鉄道101路線を収録しています。 スライダーを動かすか「再生」ボタンで自動的に年が進みます。路線をクリックすると詳細を確認できます。
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ベース地図: © OpenStreetMap contributors。 路線の座標は概略(実際の線形とは異なります)。廃止年は営業最終日の年を基準としています。 旅客鉄道・軌道を対象とし、一部路線では区間廃止分を個別に収録しています。 データは公開情報をもとに独自に整理したものです。
このマップで分かること
日本の廃線マップは、1900 年から現在まで、日本で廃止された旅客鉄道 101 路線を年ごとにたどれるインタラクティブマップです。 スライダーを動かすと、その年までに廃止された路線が地図に追加表示されます。
「自分の地元には昔どんな鉄道があったか」「国鉄特定地方交通線の大量廃止はどう広がったか」「JR 化以降の廃線傾向はどうか」など、 近代日本の鉄道網が縮小していった歴史をたどれます。
操作方法
- スライダーを左右に動かすと、その年までに廃止された路線が地図に表示
- ▶ 再生ボタンで自動再生
- ◀ 前年 / 次年 ▶で 1 年ずつ手動操作
- ← → スペースキーでも操作可
- 路線をクリックすると路線名・廃止年・運営会社・廃止理由のポップアップ
- ⛶ フルスクリーンで没入表示
時系列で読むストーリー
- 〜1950 年代: 戦前の私鉄統合・戦時中の不要不急路線供出など、戦争に関連した廃線
- 1960〜70 年代: 一部の地方私鉄の廃止
- 1980 年代(特定地方交通線): 国鉄が経営改善のため、輸送密度の低い地方ローカル線を一斉廃止。日本の廃線史で最も大きな波で、全国に分散します
- 1987 年・国鉄分割民営化: JR 北海道・四国・九州の長期赤字が顕在化していく転換点
- 1990〜2000 年代: 第三セクター転換した路線の廃線、地方私鉄の続落
- 2010 年代以降: JR 北海道の廃止が中心。震災・災害復旧断念での廃止も
- 2030 年までの計画: 既に廃止予定が決まっている路線も収録
主な見どころ
- 北海道の希薄化: 戦前は日本一密だった北海道の鉄道網が、1980 年代と 2010 年代以降に急速に縮小する様子
- 特定地方交通線の全国分布: 1980 年代の廃線が東北から九州まで万遍なく分散する様子
- 第三セクター転換の延命: 国鉄からの赤字路線でも、地元出資の三セクで存続しているケースとそうでないケースの対比
- 震災と廃線: 三陸沿岸の路線、福島の路線など、震災が直接の引き金になった廃止
廃線跡の楽しみ方
廃線後の路盤は、用途によって大きく次の 4 つに分かれます。マップで気になった路線は、現在どの形で残っているか調べてみると面白いかもしれません。
- 道路転用: バス専用道や一般道路に転用されたケース。旧駅前広場が片側広めの交差点になっているなど、痕跡が残ります
- 遊歩道・サイクリングロード: 自治体が遊歩道として整備したケース。橋梁・トンネルがそのまま使えることが多く人気スポットに
- 自然回帰: 整備されずに森林に飲み込まれたケース。航空写真で線状の植生変化として見えることがあります
- 痕跡なし: 都市部では完全に再開発で路盤も消えるケース。古地図と重ねないと存在自体に気付けません
データの根拠と限界
データは公開情報(鉄道事業者公式・国土交通省統計・Wikipedia)をもとに独自に整理したものです。 路線の座標は概略で、実際の線形(カーブ・トンネル)とは異なります。廃止年は営業最終日の年を基準としています。 旅客鉄道・軌道を対象にしており、貨物専用線や産業鉄道は対象外です。 ベース地図は OpenStreetMap。本マップの解説文・整理は CC BY 4.0 で公開しています。