江戸の村の名主

武蔵国のとある村(架空)で、村の年貢を請け負う名主の家を率い、享保の改革(1716 年)から地租改正(1873 年)までを生き抜く内政ゲームです。3 章に分かれ、落ち着いた年はまとめて飛ばし、飢饉や改革のある年は 1 年ずつ遊びます。データはこの端末にだけ保存され、通信は行いません。

遊び方
  1. 1 回の手番で 3 つまで行動できます。普請・用水・施し・郷蔵・人を呼ぶ・付け届け・寄合などを選び、「秋の収納」で次の手番まで進めます。落ち着いた時代は 1 回の手番で数年分が進みます。
  2. 年貢は村がまとめて請け負います(村請制)。百姓が納めきれない分は名主の家が立て替え、それでも足りなければ未進になります。未進が積み上がり代官との関係が悪くなると、名主の役を取り上げられます。
  3. 年貢の取り方は、作柄で決まる検見から、1722 年に一定額の定免に切り替えられます。定免は豊作の年に得ですが、凶作の年は破免が認められないと重くなります。
  4. 食べ物が足りない年は、百姓が田畑を質に入れに来ます。「質入れの相談」で、家が引き受けるか・村で助けるか・町の金貸しに任せるかを決めます。家が引き受けた質地は 10 年で家のものになります。
  5. 家の田畑が増え、小作料が重く、困った年に手を打たないと、名主への不満が高まります。不満が高いと村方騒動になり、名主を退くことになるかもしれません(章の初めからやり直せます)。
  6. 1722 年から、地図の点線の荒野を新田に開けます。用水を整えていると田に、そうでなければ畑になります。人手(百姓の戸数)が足りないと田畑は荒れ地になります。
  7. 第 3 章は開港後の物価高と世直し一揆、明治の地租改正までです。1873 年の地租改正で、家と村の行く末が決まります。

村・家・人物は架空です。制度と年代は史実をもとにしていますが、収穫量・年貢率・米価・確率などの数値はゲームのための仮の値です。前作「荘園シミュレーション」で村に残った家の、その後の時代という位置付けです。

制度と出来事の参考: Wikipedia 日本語版「村請制度」「名主」「庄屋」「地方三役」「年貢」「検見法」「定免法」「享保の改革」「新田」「見沼代用水」「流地禁止令」「質地騒動」「田畑勝手作禁止令」「干鰯」「天明大噴火」「天明の大飢饉」「天保の大飢饉」「一揆」「打ちこわし」「寛政の改革」「助郷」「幕末の通貨問題」「世直し一揆」「戸長」「地券」「地租改正」ほか。