グローバル製薬大手業界Big Pharma 10 強の M&A 連鎖
19 世紀後半のドイツ系化学・製薬 (Merck KGaA 1668・Bayer 1863・Hoechst 1863・BASF 系) と米国系 (Pfizer 1849・Eli Lilly 1876・Bristol-Myers 1887) を起源とし、1990-2000 年代の大型統合で Big Pharma 10 強 (Pfizer・Roche・Novartis・Merck & Co.・GSK・Sanofi・AstraZeneca・AbbVie・Johnson & Johnson・Eli Lilly) に集約。Sanofi は Synthélabo + Hoechst Marion Roussel + Aventis を経て 2004 年に現在の Sanofi-Aventis に。本マップでは 32 法人・8 系統で 170 年の製薬統合史を網羅。
- 収録期間
- 1849-2018
- 法人数
- 32 件
- 主要系統
- 8 系統
- 合併・分離関係
- 24 件
- 現存 / 解散等
- 10 / 22
▶ チャート上で本業界の系譜を時系列インタラクティブに見るには 系譜チャート (グローバル製薬大手 に絞り込み) へ。
主要系統(上位 8 系統)
本業界の主要グループ(ハブ企業)と関連法人数。チャート上ではグループごとに色分け表示。
- sanofi (8 法人)
- pfizer (5 法人)
- gsk (4 法人)
- bms (4 法人)
- astrazeneca (3 法人)
- novartis (3 法人)
- abbvie (3 法人)
- roche (2 法人)
主要法人(創業年順・現存優先 12 件)
本業界に分類される 法人のうち主要 12 件を創業年順で表示。法人名から Wikipedia へリンク。
- Pfizer (戦前)1849 年米ブルックリンで創業。20 世紀のペニシリン量産で躍進、20 世紀末から大型 M&A を連発。
- Warner-Lambert米国の老舗製薬。リピトール (高脂血症薬) 共同開発で大型化。2000 年に Pfizer に買収される。
- 1888 年米創業の老舗製薬。2013 年に医薬品事業を AbbVie として分社。診断薬・栄養食品・医療機器に注力。
- 1896 年スイス創業。診断薬・腫瘍領域 (Genentech 由来) で世界展開。1990 年に Genentech 過半数取得、2009 年に完全子会社化。
- 米バイオテックのパイオニア。1990 年に Roche が過半数取得、2009 年に Roche が完全子会社化。
- Bristol-Myers と Squibb の合併で発足。2019 年に Celgene を 740 億ドルで買収し腫瘍領域を強化。
- Ciba-Geigy と Sandoz の合併で発足。スイス最大手、希少疾病・遺伝子治療・腫瘍領域で展開。
- Astra AB と Zeneca の合併で発足。コロナワクチン (Vaxzevria) や腫瘍領域で世界展開。
- Pfizer (旧) と Pharmacia の合併で再発足。Warner-Lambert (2000)・Wyeth (2009)・Hospira (2015)・Allergan (2023 → Pfizer/Allergan 製品ライン統合) など大型買収を連発、世界最大級。
- Sanofi-Aventis から改称。仏製薬最大手、ワクチン・希少疾病・消費者ヘルスケアで展開。
- Abbott Laboratories から医薬品事業をスピンオフ。Humira (関節リウマチ抗体薬) で世界最大級の売上。2020 年に Allergan を 630 億ドルで買収。
- GlaxoSmithKline からブランド改称。2022 年に消費者ヘルスケア部門を Haleon として分社・上場。
全 32 法人と24 件の合併・分離関係は 系譜チャート から閲覧可能。
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