物流業界宅配 3 強 (ヤマト・佐川・日本郵便)
1976 年クロネコヤマト宅急便の登場で個人宅配市場が成立し、ヤマト運輸・佐川急便・日本郵便 (旧日本郵政公社) の宅配 3 強と、トラック運送大手の日本通運・西濃運輸・セイノー HD・センコー・SG HD 等で構成。日本通運 + 西濃 等の大手間統合は限定的で、業界再編より EC 物流・国際 3PL への展開が主軸。2023 年日本郵政の上場後、ヤマト・佐川・日本郵便の協業も模索。本マップでは 15 法人・8 系統を網羅。
- 収録期間
- 1916-2023
- 法人数
- 15 件
- 主要系統
- 8 系統
- 合併・分離関係
- 7 件
- 現存 / 解散等
- 12 / 3
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主要系統(上位 8 系統)
本業界の主要グループ(ハブ企業)と関連法人数。チャート上ではグループごとに色分け表示。
- yamato (3 法人)
- nittsu (3 法人)
- seino (2 法人)
- sagawa (2 法人)
- logisteed (2 法人)
- kintetsu-express (1 法人)
- senko (1 法人)
- sankyu (1 法人)
主要法人(創業年順・現存優先 12 件)
本業界に分類される 法人のうち主要 12 件を創業年順で表示。法人名から Wikipedia へリンク。
- 1916 年「扇興運輸」として大阪で創業、1989 年「センコー」へ社名変更、2018 年に持株会社化。BtoB 物流・住宅資材輸送に強み、流通センターを多数展開。
- 1918 年に北九州で創業、製鉄・石油化学などプラント関連物流とインダストリアル・サポートで大手。M&A 控えめで内部成長中心。
- 1948 年に近畿日本鉄道の航空貨物事業として発足、1970 年に独立法人化。航空フォワーディングで国内首位。2015 年にシンガポール拠点の APL Logistics を米国船会社・APL から 1,200 億円で買収、グローバル 3PL 上位入り。
- 1930 年田口利八が岐阜県大垣で「田口運送店」として創業、1953 年「西濃運輸」へ法人化。「カンガルー便」(BtoB 路線) で大手化。2008 年に持株会社・セイノーホールディングス傘下入り。
- 1957 年に佐川清が京都で創業、「飛脚マーク」で知られる宅配便・路線便大手。2006 年に持株会社化し SG ホールディングス傘下入り。
- ヤマト運輸 (旧) の持株会社化で発足。傘下に「ヤマト運輸」(宅急便事業)・「ヤマトロジスティクス」(BtoB 物流)・「ヤマトマルチメンテナンスソリューションズ」など多数の事業会社。宅配便国内首位。
- ヤマト運輸 (旧) の持株会社化で事業会社として分社、宅急便事業を運営。ヤマトホールディングス傘下。
- 佐川急便の持株会社化で発足、傘下に佐川急便 (国内路線便)・SG ロジスティクス (BtoB 物流)・佐川グローバルロジスティクスなど。宅配便国内 2 位。
- 西濃運輸の持株会社化で発足、傘下に西濃運輸・セイノースーパーエクスプレス・セイノー情報サービスなど。BtoB 物流国内首位級。
- 日本通運の持株会社化で発足。傘下の事業会社「日本通運」を中核に、NX 商事・NX キャッシュ・ロジスティクスなどを擁する。2022 年フィンランドの航空フォワーダー・cargo-partner を 1,500 億円で買収するなど海外展開を加速。
- 日本通運 (旧) の持株会社化で事業会社として分社、総合物流事業を運営。
- 日立物流からの社名変更。KKR 主導で 3PL 事業のグローバル化を加速、2024 年現在も事業会社として独立性を保つ。
全 15 法人と7 件の合併・分離関係は 系譜チャート から閲覧可能。
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