地方銀行業界都道府県 1-2 行体制と広域 FG 統合

戦前の各県下複数銀行から GHQ 指導により 1 県 1-2 行体制に集約された地方銀行 (地銀 64 行 + 第二地銀 37 行) を中心とする業界。2000 年代以降、低金利環境下で経営難の中堅地銀が広域 FG 統合に走り、ふくおか FG (福岡・親和・熊本)・めぶき FG (常陽・足利)・きらぼし銀行 (東京都民・八千代・新銀行東京)・第四北越 FG・コンコルディア FG (横浜・東日本) 等の県境を越えた持株会社が相次ぎ成立。本マップでは中堅 FG を中心に 16 法人・5 系統を網羅。

収録期間
1920-2019
法人数
16 件
主要系統
5 系統
合併・分離関係
11 件
現存 / 解散等
9 / 7

▶ チャート上で本業界の系譜を時系列インタラクティブに見るには 系譜チャート (地方銀行 に絞り込み) へ。

主要系統(上位 8 系統)

本業界の主要グループ(ハブ企業)と関連法人数。チャート上ではグループごとに色分け表示。

  • kiraboshi (4 法人)
  • ffg (3 法人)
  • mebuki (3 法人)
  • concordia (3 法人)
  • kansai-mirai (3 法人)

主要法人(創業年順・現存優先 12 件)

本業界に分類される 法人のうち主要 12 件を創業年順で表示。法人名から Wikipedia へリンク。

  • 横浜銀行 1920・現存
    1920 年に横浜貯蓄銀行として発足、戦時統合を経て 1957 年「横浜銀行」改称。神奈川県地盤の地銀、預金量で地銀首位級。2016 年東日本銀行との経営統合でコンコルディア・フィナンシャルグループ傘下入り。
  • 1922 年「関西銀行」として発足、戦後再編・第二地銀化を経て 2010 年に「びわこ銀行」を吸収して「関西アーバン銀行」へ。2018 年りそな HD のグループ入り、2019 年近畿大阪銀行と合併し関西みらい銀行を発足。
  • 八千代銀行 1924・統合
    1924 年「八千代信用組合」として東京で発足、相互銀行を経て第二地銀化。2014 年東京 TY フィナンシャルグループ形成、2018 年合併できらぼし銀行発足。
  • 東日本銀行 1924・現存
    1924 年に第二地銀として東京で発足。2016 年に横浜銀行と経営統合してコンコルディア・フィナンシャルグループ傘下入り、関東広域でのリテール事業を統合。
  • 常陽銀行 1935・現存
    1935 年に常磐銀行と五十銀行の合併で発足、茨城県地盤の地銀首位、関東地銀でも上位。2016 年足利HDとの経営統合でめぶきフィナンシャルグループ傘下入り。
  • 福岡銀行 1945・現存
    1945 年に九州地方の旧 17 行が戦時統合して発足、福岡県地盤の地銀首位。2007 年に熊本ファミリー銀行と経営統合してふくおかフィナンシャルグループ傘下入り。2018 年十八銀行 (長崎) を統合、2024 年現在も地銀グループ最大級。
  • 近畿大阪銀行 1948・統合
    1948 年「大阪銀行」として発足、戦後第二地銀化、2003 年りそなホールディングス傘下入り。2019 年関西アーバン銀行と合併し関西みらい銀行を発足。
  • 福岡銀行と熊本ファミリー銀行の経営統合で発足、地銀グループの先行モデル。2007 年親和銀行 (長崎) を子会社化、2018 年に十八銀行 (長崎) との経営統合 (公正取引委員会が当初差し止めも、シェア緩和措置で承認) を実現。2020 年「みんなの銀行」(国内初のデジタルバン
  • 横浜銀行と東日本銀行の経営統合で発足、神奈川・東京・千葉のリテール広域化を狙う地銀グループ。
  • 常陽銀行と足利HDの経営統合で発足、北関東 (茨城・栃木) 広域の地銀グループ。総資産規模で地銀グループ第 2 位級。
  • きらぼし銀行 2018・現存
    東京都民銀行・八千代銀行・新銀行東京の 3 行合併で発足、東京きらぼしフィナンシャルグループ傘下の事業会社。第二地銀としては都内首位級、東京都中小企業向けのリテール展開を強化。
  • 関西みらい銀行 2019・現存
    関西アーバン銀行と近畿大阪銀行の合併で発足、関西みらいフィナンシャルグループ (2018 設立、りそなHD 51% 保有) 傘下の中核行。みなと銀行と共に関西広域リテール網を構築。

全 16 法人と11 件の合併・分離関係は 系譜チャート から閲覧可能。

大手企業 統合と分離の歴史 に戻る