日本のチェーン店 創立年タイムライン

日本の主要小売・外食チェーン 70 社の 1 号店オープン年を業種別レーンのガントチャートで一覧できるデータベースです。 コンビニ・スーパー・ドラッグストア・100 円ショップ・ホームセンター・ファストフード・ファミリーレストラン・居酒屋・カフェ・回転寿司・ラーメン 11 業種に 廃業・統合チェーンを加えた 12 業種を網羅。 1970-1972 年の「外食産業元年」クラスタや、海外発祥企業の日本上陸タイムラグなど、業界史の構造が一画面で把握できます。

本データは Wikipedia 日本語版の各社沿革節を出典としています。 屋台発祥や業態転換など解釈が分かれるケースは 「1 号店年」判定ルールを採用し、各社の備考に経緯を明記しています。 正確性については各社公式の沿革ページもあわせてご参照ください。

業種で絞り込み(複数選択可):

年代範囲: 1880 - 2030

  

現役チェーン 廃業・統合 低確実度 (要検証) 海外本社設立 → 日本 1 号店

業界横断クラスタで見る日本のチェーン化史

外食産業元年 (1970-1972)

1970 年の大阪万博を契機に、外食産業は短期間に大きく姿を変えました。日本マクドナルド (1971-07 銀座)日本 KFC (1970-11 名古屋名西)ミスタードーナツ (1971 箕面)モスバーガー (1972-06 成増)ロッテリア (1972-09 日本橋) といった海外発祥または海外モデルのファストフードがほぼ同時期に上陸し、すかいらーく (1970-07 国立)ロイヤルホスト (1971-12 北九州) のファミレス業態も並行して誕生しました。1969 年は厚生省が食品衛生法を改正し外食フランチャイズ展開の制度的下地が整った年でもあり、当時の通商産業省は 1970 年を「外食産業元年」と位置づけています。ガント上ではこの 3 年間に 6-8 本のバーが密集する独特のクラスタとして観察できます。

1980 年代後半 — コンビニ寡占化と外食多様化

1974 年の セブン-イレブン豊洲店に始まったコンビニ業態は、1975 ローソン桜塚店・1978 ファミリーマート大閣三山店・1980 ミニストップ大倉山店という形で「三大本部 + 1」の構図が 1980 年までに整いました。1980 年代後半には am/pm (1990)サークルK (1980)サンクス (1980)スリーエフ (1979)ココストア (1971) など第二勢力が参入しましたが、これらは 2010 年代に大手 3 社へ統合・吸収され、ガントの「廃業・統合チェーン」レーンに左→右の長いバーとして並びます。外食側では 1982 年の すき家、1984 年の スシロー、1985 年の 鳥貴族 が同時期に立ち上がり、価格訴求型業態の波が始まりました。

1990 年代 — 業態転換とディスカウントの台頭

1992 年の すかいらーく→ガスト業態転換、1989 年の ドン・キホーテ (前身=泥棒市場 1980) 業態確立、1991 年の 大創産業による 100 円ショップ業態化が示すように、1990 年代前半は既存業態の再定義が同時多発しました。バブル崩壊後の価格デフレ環境と消費者の節約志向が背景にあり、セリア (1985)キャンドゥ (1993) など 100 円ショップ各社や、スターバックス日本 (1996 銀座)タリーズ日本 (1997 銀座) といった米系シアトル・コーヒーの上陸も同時期に集中しています。

海外発祥企業の日本上陸タイムラグ

ガントチャート上で点線で接続している海外発祥企業は、米国本社設立から日本 1 号店までのタイムラグが企業ごとに大きく異なります。マクドナルド (米 1940 → 日本 1971・31 年)スターバックス (米 1971 → 日本 1996・25 年)タリーズコーヒー (米 1992 → 日本 1997・5 年) などのギャップを比較すると、戦後直後の参入は不可能だった事情と、グローバル外食チェーンが日本市場を意識し始めた時期が読み取れます。

「1 号店年」の判定ルール

屋台発祥や個人経営からのチェーン化、業態転換、海外発祥企業など、1 号店年の解釈が分かれるケースに対しては以下のルールで統一しています。各社の備考欄に判定経緯を明記しています。

  1. 試験店・実験店は除外し、正式 1 号店を採用します。例:モスバーガーは 1972-03 成増の実験店ではなく、1972-06 の成増店を 1 号店とします。
  2. 法人と店舗のズレがある場合は店舗開業を優先します。例:セイコーマートは法人設立 1974 ではなく、店舗開業 1971 を 1 号店年とします。
  3. 海外発祥は日本 1 号店年を主軸とし、海外本社設立年は補助情報として併記します。例:マクドナルドは米国本社 1940 とは別に、日本 1 号店 1971 を主軸表示。
  4. 業態転換は現業態名の初店舗を採用します。例:ガストはすかいらーく 1970 ではなく、業態転換した 1992 を 1 号店年とします。
  5. 曖昧度フラグとして certainty (high/medium/low) を併記します。屋台発祥や個人経営からの法人化など、複数の起点解釈があるケースは medium 以下となります。

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データソース: Wikipedia 日本語版の各社沿革節(CC BY-SA 3.0)。事実情報の引用に該当しますが、各社の公式沿革ページが一次資料です。 業態確立年が複数存在するケース(屋台→本格店舗化、業態転換等)は判定ルールに従い 1 値に集約しています。

データ更新: 2026-05-18 (Phase 1a 70 社)・ライセンス: CC BY-SA 3.0